タイ古式マッサージのお勉強①

さて、セラピストを募集いたしましたが、
『タイマッサージってなんだ??』っていう方にも
わかりやすく講習を行う事にいたしました。

これを読んで『タイマッサージいいじゃん！』と思ったら、
あなたもセラピストになれます(^-^)ｖ

第一回は『SEN』について。

SENとは、簡単に言うと、｢気の流れる通り道｣のことです。中国では、経絡(ツボ)という概念で考えられています。


『気（Ｑｉ・チー）』タイ語では『風フォン』＝すべての生命エネルギーの源

タイマッサージは、この、ＳＥＮを刺激することによって『気・血・水(体液・リンパ)』の流れを整え、
自然治癒力を高めるマッサージなのです。
ワット・ポー式は主要１０本のＳＥＮを施術します。１０本のうち、６本が足にあるため、
足のマッサージが多くなります。

圧す、ほぐす、回す、踏む、伸ばす、はさむ、こする、揉む、叩く、血流を止める、など様々な手技でＳＥＮを刺激しますが、その強さは強すぎても弱すぎてもよい効果を期待できません。

効果１．リラックス効果→自律神経（交感神経と副交感神経）のバランスがとれ、肉体的・精神的にリラックスできる。

効果２．呼吸調整効果→吐く息中心の深く長い呼吸で半眠半覚の状態(身体の力は抜けているが頭は冴えてインスピレーションが次々沸いてくる瞑想状態)をもたらす。

効果３．アンチエイジング効果→筋肉を柔軟にし、老廃物(炭酸ガス・老廃物・乳酸)を排出し、新しい酸素栄養を取り入れる若返り効果

効果４．歪み調整効果→身体のゆがみが無くなり関節痛、神経痛、腰痛、肩こりが緩和される。

効果５．慢性病予防効果→１～４の結果病気を未然に防ぐことができる。各ツボ押しをすることにより、五臓六腑が活性化する。